2005年12月02日

レッセ・フェール

たまには趣向を変えてみます。

これでいいのか、法科大学院!にて発見しました
内閣府 規制改革・民間開放推進会議の議事概要です。

まぁいろいろとあれなところはありますけど、表題に沿ってまずはこちらを。


一般の方々が弁護士を選ぶときには、

注意すべきことは普通の市場原理に任せた場合、機能しやすい
分野としにくい分野があるのではないか。
日常的な財、サービスであれば、さまざまな情報をもとに消費者が
選択できることが可能となる。
一方で、一般国民が弁護士に依頼をする機会というのは今後も
飛躍的に増大するわけではないと考えられることから、
たまたま依頼をした弁護士の評価が適正に市場に反映されるかは
疑問である。


と、いうことで市場原理は働かない感じですが、法科大学院については、


法科大学院を設置にあたっては、文部科学省が厳選するのではなく、
一定の基準を満たせば全て認可するという考えに基づいている。
これはまさに市場主義であり、それだけの教育水準を満たさないので
あれば、つぶれても仕方がないという制度設計ではないかと考える。



えー。まぁ、話のレベルが違うといわれればそうなんですが。
何か逃げられてる感がしますよ?
また法科大学院は自己責任で、って話ですかね。


また、「司法試験が資格試験である限り、試験の段階で一定水準以上の能力が
あるということが前提になっている」そうですが、資格試験資格試験といっても、
司法試験の試験自体は落とすためにやってるとしか思えませんしね。
一定水準以上だったらあらかじめ人数を決めて、落とすために試験をやってるのは?
ってなことにもなりかねませんし。

もっともここらへんは、修習との兼合いもあるところでしょうけど。

本来的にどこで受けても同じ結論が出るべきである。
それが故に法曹の質の確保は重要であると考える。


というところを見ると、基本は裁判官養成を念頭においてるのかな、という
気がしますね。修習もそういう目的だという気もしますけど。


ついでに、

法務省が念頭に置く法曹の質というのも、いわゆるトップ
レベルの方を念頭に置いているわけでなく、正に国民の方々が一般的に
期待している法曹の質を基準にしている。


んー。
それなら何年もかけて浪人させたり教育するより、ある程度の知識等を
身に着けたら、さっさと働かせて鍛えたほうがいいんじゃないですかね?
いや、勝手な想像ですけども。


それにしても読めば読むほど、法科大学院がいらない子のような気分に
なってきます。最後に予備試験を強調してるあたりではもう
「要するに現行試験の合格者を増やせばいいだけでは?」と思ってました。

つい最近も書いた気がしますが、こんなことじゃ大好きな「優秀な人材」が
他の道に逃げていきそうですよ。

しかし、他人に無粋な突込みを入れるのは楽すぎてよくないですね。
つい頼ってしまいそうになるので、この形式は極力封印します。

ま、いらない子はいらない子なりにがんばるとします。
posted by Livingdead at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 法科大学院 2年目冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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