2006年03月18日

予備校のつかいかた

前のエントリの最後で予備校のことについて触れかけたので続きを。


そのエントリでは、結局現行の司法試験と法科大学院ではやることは
かわんないんじゃないの、でそれはそれで当然かもね、という
ことを書いたつもりでした。
それではこれまで大きな役割を果たしてきた予備校のあり方は
どうなるのか、ということですね。

まず一つには司法試験を受けるのがロー卒業生のみということで
パイが少なくなります。まして今は過去問もろくにないので
対策講座なども開きにくい。LECがほとんど新試験に関して
動きを見せていないのもそのへんなのでしょうか?

となれば、ロー入試対策をメインにするということになりますね。
これはこれで各大学毎で異なるので難しい面もあるかもしれませんけど。


では、受験者である私たちはどう利用するのがいいんでしょう。
先ほど書いたことからすれば、新試験独自の講座がなくても利用する
価値は十分にあると思います。特にインプット系の講座であれば
ロー独自ということは特にないのでより効果があるでしょうね。

その上、ローの授業の効用がまだ未知数な現状ではよりその効果は
高いといってもいいと思います。

それでちょっと考えたんですけど、未修者の方の場合なんですが、
例えば仕事をやめたりして3年コースに入るよりは、通信なりで
予備校の基本講座を受講した上で既習コースに入ったほうが
いいかな、なんて思ったりします。

こっちはこっちで負担は多いでしょうけど、
かかる費用はそれほど変わらない、留年のリスクが1年減る、
仕事をやめなくても挑戦することが出来る、現状ではローの授業が
未知数、ということなどのメリットがあるんですね。


なんだかんだで予備校は「受からせるため」にほぼ全リソースを
さいているのに対し、ローの現状とその理念/理想を見る限り
「不適格者を落とすため」に存在している、という部分が見受けられます。
「教育」よりも「選別」に特化したものにしたいのかなぁ、
なんて感じるんですよね。

この先制度が成熟して行くなりすれば状況は変わるでしょうけど。
2年間通った限りではちょっとそんな気もしました。

もっとも、自分でどんどん勉強できる人や能力の高い人には
あまり関係のない方法論なんですが。
posted by Livingdead at 01:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 法科大学院 2年目冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
不景気がひどくなれば、
予備校は本当に大学生を
落とすための作戦を立てるように
なるかもしれない今もやってるけど
ですね。
Posted by at 2008年12月05日 22:13
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